スペインGP・予選二日目

MotoGP

PPにカピロッシドゥカティ)、2番手にベイリスドゥカティ)、2台の差は0.01秒。つーか、ドゥカティMotoGP参戦から僅か三戦目でのスんゲェ快挙。予選1-2ゲットだぜ。とはいえ、ヘレスの路面温度の高さから、決勝に関してはややどうかとも思えてくる…。

続いて、3番手にはビアッジ(ホンダ)、4番手に宇川(ホンダ)。フロンロー4台が赤赤黄黄と綺麗に並ぶこととなったようだ。前日までは「ビアッジ絶不調かな?」と思えるくらいのタイムだったのだが、ここにきて大幅な改善をものにした辺り、流石といえる。宇川も頑張って良いポジションを取ったのだが、またもや転倒を喫したようでもある。まぁ、オレは、別な意味でハラハラさせる宇川がやっぱり好きだけど。

2列目は、ロッシ、ジベルナウ、ホプキンス、青木の順。青木の兄さんは、2stのマシンで良く頑張ってるので応援してあげたい。が、決勝でのマシントラブルの多さこそ、プロトンというチームのイケてないところでもある。改善するにしても、まず止まらないマシンを作るべきだろう。ライダーは2人とも地味に良いのだから。

あとの順位で気になるのは、15番手バロスと16番手メランドリヤマハ勢。共に怪我を抱えているので、予選順位は芳しくない。昨年の250ccチャンプ・メランドリは、実質、今回がデビューレースとなる。新参が活躍してくれないので、ヤマハにとってはまったく美味しくない状況だろう。

あとは、19番手のニッキー・ヘイデン。ワークスRCV乗ってて、ビリから4番目というのはかなりキツイ。開幕前は、motograndprix.comにて「ベイリスとヘイデン、活躍するのはどちら?」などというアンケートが採られていたが、それが今では「ベイリスが2003年シーズン中に優勝できると思いますか?」になっている。これをバネにして頑張って欲しいところだが。

しんがり3台は、すべてカワサキ。ニンジャは全然スピード出てないってくらいに遅くないだろうか。せめて、予選だけでも驚くような結果が残ってくれれば良いなぁと思う。