信長の野望 天下創世 【0007年】

結局、信貴山城は焦土にすることとし、1555年春、筒井勢を滅ぼした。滝川・柳生・島などの戦上手を新たな指揮官として迎え、今回の収穫はいくらか大きい。

翌時節には、所領八つに名声二万のお陰で「覇者」の座に一番乗りした。足利が何ぞ行動起こすのではなかろうかと警戒したが、別段何事もないようだ。次なる標的は雑賀衆としよう。あと、道三はそろそろ義龍に討たれるだろうから、これも警戒せねばならない。


1555年梅雨、雑賀攻め。城下を襲っている途中、鉄砲隊と勝家(雑賀に転がり込んだらしい)に襲われ1200もの命が奪われた。こちらは正々堂々と破壊活動を行っているのに不意打ちとは卑怯なり。城下は壊滅させたので、後は兵がいなくなるのを待つことにする。じわじわと なさけむようで いたぶるぞ。


雑賀は放置(と言っても、兵舎が一つもないので段々と兵がいなくなる)するとして、山陰方面で群雄やってらっしゃる山名さんにチョッカイ出すことにした。

八上城へ向け、室町御所・福地城から八千の兵を送り出す。山名さんも同じくらいの兵力で、まずは野戦でケリをつけることとなった。四百ばかりの兵を失ったが、相手方の被害は一名討死・二名捕縛・大将敗走、五日ばかりで決着がついた。

続いて攻城戦。二十日も余っているので、余裕で城下を壊滅させる。余った時間を使って、全軍挙げて門をぶち壊しに向かったのだが、相手方の宇喜田直家が奮戦してこれを阻まれる。奮戦と言っても、戦略の「混乱」を仕掛けてくるだけなのだが、これが非常に効果があって鬱陶しい。

時間切れとなったので、翌時節にまた攻め込んでみた。だが、今度は相手方もサッカーのPKの如くズラリと並んで城を守っている上に、ウッキーが混乱を仕掛けてくるので面倒なことになった。弱体化するまで放っておくこととして、三好を攻めて瀬戸内海を押さえた方が良いかもしれない。