キーワード分類改定案(折衷案)

以下は、新キーワードシステムを軸として考えた上での提案となります。

■提案事項

「人名」を、「人名キーワード」としてキーワードカテゴリ化する。並べ方は、直下で階層なしのフラット。あるいは、「人名(あ行)」「人名(A-C)」などして振り分ける。キーワードを分類するキーワードは、存在しても良いと思うが、その場合は、出来るだけ日常使わないであろう語句を想定したい。

■狙いどころ

やはり、人名を複数登録する必要が出て来るというのは、出来得るならば避けたいところ。適当で良いのでは? という意見も想定出来るが、ツリーによる第三者の閲覧性向上を狙おうとする際、適当であることにしこりが残る恐れあり。

オブジェクト指向の継承

「キーワードの説明」を主とした概念の継承だけならば、考え方を変えれば、キーワード説明欄における自動リンクがその役割を果たすのではなかろうか? つまり、自動リンクが働く名詞は、すべてとは言えないが、当該キーワードを説明する上で親としての役割を果たし得る。それと同時に属性のようなものであるとも言える。

こう考えた方が、検索機能との連携面でもしっくりとくる。

■問題点

当然のように、データの継承は行えない。「モーニング娘。」に含まれる値を、「加護亜依」は受け取れない。

■そもそも、データの継承は役に立っているものだろうか?

私としては、それほど役に立っているようにも思えない。例えば、「モーニング娘。」の持つ [URL] [作者] [住所] [電話番号] [メーカー] 等の情報を、「加護亜依」がわざわざ受け継ぐ必要性があるだろうか? 必要であるとき、説明欄にコピー&ペーストでは駄目だろうか? 属性欄に記入された値は、自動リンクの対象とはならないので、説明を得たい時など不便ではなかろうか?

現状としては、可能性として「便利そう」というだけのような気がしてきた。本当に必要なものだろうか?

■効果

当然ながら、「モーニング娘。」の置き場所は救えていない。「人名キーワード」が救えるのは、「人名登録時における混乱の解消」のみである。「グループ名」で何とか出来そうな気もするが。