今年のゲーム十選

めでたく、はてなダイアリークラブ化しました。寸゛さんどうも有難うございます。ところで一つお願いがあるのですが、備考のトコ削ってしまって良いですか? 昔書いた記事なので参照されると恥かしいのです(笑。あと、発案人をアピールしない方が、個人的ゲーム十選のリンク集として巧く一人歩きするような気がしました。


趣旨
昨年中に遊んだゲームを10個選んで寸評を付ける。発売時期は無関係で、その他に関しては各自で縛りいれるも良し、序列つけても尚良し、色々と適当。ていうか、キーワードを参照してくだされ。

わたすの分は少々お待ちくださいませ。書いた分から徐々に追加していくことにしますた。たぶん、段々と適当な書き物になっていく筈です。


もっぱら「スーパーモナコGP」と化しているのだが、それはさておき、。アクセルというのは、「前に進むボタン」でも「障害が迫ってくるボタン」でもなくて「車のエンジンを回すボタン」なのである。そして、ハンドリングとブレーキも同様に考えるべきだ。挙動と呼ばれるものはそれぞれの組み合わせから生まれる結果であり、理解して制御することがドライブゲームをドライブすることなのである。車の一つ一つは、そのドライブゲームの中でチューニングされた乗り味やら性能制限に過ぎないのだと、唯物的に言えばドライブゲームこそが車であると、たったいま認識した(思いつきかよ!)。「R:」はオレの愛車です。

「シンプルイズベスト」は一つの手法であり、このゲームは「ベストアズシンプル」な結果を生んだのである。なんてのは、オレが何か言おうにも既出のことしか言えないからであり、もはや言葉遊びでもするしかないのです。取り敢えず、蟻を撃ち殺すのが好きな人はとっとと遊んでおきましょう。

オレが「メトロイドメトロイドらしい」と思うところは、徐々に緊張感の増してゆく雰囲気にあったりする。行ったり来たりの中でも変化が見られ、それがストーリーとなって生きてくる。んで、二周目には一周目で恐怖したことを思い出しながら遊ぶのさ。「いずれまた遊びたくなる」ってのは、たぶん、思い出せることがあるからなのだ。

毎年一本これが入ってる気がするけれど、別にオレのせいじゃないから良いか。αで広げた大風呂敷を、外伝と第二次αで無理矢理畳んだ様にも見えるが、続くんだか続かないんだか解らないところがこのシリーズの魅力だ。良いじゃないか、壮大で。見所は誰かの何かが揺れるところ。何かが何か・誰かが誰かを書くと衆目に身を晒す事となるでしょう。それはさておき、OGの武器換装と、これの小隊編成はどちらも甲乙付け難い、と個人的に思うのですよ。

オレが思う「GTA3の良いところ」というのは、フィールドの中にミッションが溶け込んでいる点にある。何度やっても駄目ならば、普段の中で下調べをして新しい突破法でも思いつけば宜しいのである。答えが文字通り道端に落ちていたりする、そんな素敵ゲーム。箱庭ゲームはですね、自分の庭にするくらいの勢いで遊ばなけりゃ駄目だし、自分の庭で遊ばせるくらいの勢いがなけりゃ駄目なのです。道行く人々を殺せるのは、ついでに余った勢いであり、このゲームの持つ愛嬌なのです。

タライとホース集めでダレるところがあったものの、こなせるミッション量はやはり半端じゃないものがあったので、要は「急いで遊ぶなかれ」ということなのだろう。遊び急ぎさえしなければ、これほど冒険心に満ち溢れたゼルダはない。演出面では、このゲームのトゥーンレンダリングはやっぱり素晴らしく、また効果音の散りばめ方にしても如何にも独特で斬って斬ってが気持ち良かった。これを書いていて後悔しきりなのは、オレ自身が遊び急いでしまったことだ。ああ、勿体ない…。

「通勤」という概念を取り入れたことが、やはりこのゲームにとって大きい勝因。成長後の都市を如何にして発展させられるか、築いた都市にメスを入れようとすればするほど、ものごとの因果関係を知る深みにハマっていくゲームでした。しかも、このゲームにはそっから先があって、体得した表現のバリエーションを考え出すといくらでもキリがなくなる。と書いてるオレは、未だ10万人程度の都市しか作ったことがないというか、暇がない。けどやりたい。いつかやりたい。でもセンスがない。才能にシビアだから好きとも言える、そんなゲーム。

FLASHなんだけれども、「MYST」に代表されるようなオブジェクトクリックのアドベンチャーゲームとして面白かった。すぐ終わってしまうのは物足りないにしても、ずば抜けたセンスは因果関係・絵的なものにおいても日本人離れ(そりゃそうだ)している。こういうのは、思ったよりも滅多なことでは巡り合えないなと思うのでした。

フリーソフト。詳細はid:cando:20030809#1060420741を参照(詳しくないけれど)。コマンドをタイプ入力するアドベンチャーゲームの手本として最良の仕上がり加減。オチも宜しいので是非ともやってみて欲しい。

オレいわく、「面クリア型RPG」だそうな。というか、そう考えないと面白くないと思うぞー、このゲームは。えーと、改めて何か書くよりは過去ログを参照して頂く方が手っ取り早いということで(手抜き)。


というわけで、2003年に遊んだ印象深いゲームはこんなもん。十選には1本足らなくなってしまいましたが、改めてコメントをつける気になったのは、どうあがいても上に挙げた9本というところなので無理しません。つーか、去年も9本だった…。10本目に入れるべきソフトを思い出したので追加いたしました(2004年1月12日)。