ミネルバトンサーガ 【4ミネルバ】

セレン

セレンという名前には確かに聞き覚えがない。しかしながら、旅の途中、怪しいところで怪しい老婆に会ったことをオレは覚えている。

イシュの西方、徒歩にて橋を渡り、何を表現しているのかよく解らない地形(しかもエンカウント率が異様に高い)を半時計周りに巡るとやがて小さな洞窟に辿り着く。この洞窟は向こう小島に渡るが為のもので、そこには館が一つポツンと佇む。

館に入ると、老婆がただ一人住まっているわけなのだが、イザムを伴い彼女に話しかけるとセレンその人であることが判明するのであった。再会を慈しむ二人。「死ぬまでずっと一緒よ」とはちと寒気の来る台詞ではあったが、それは彼女が魔女ゆえか、はたまた愛のゴニョゴニョか。何か無理して書くのが面倒になってきたから、何でもいいや。

そしてオレは、僅かながらの時間を共にしたイザムと別れ、「魔女の印」と「ストップの巻物」を手に入れたのであった。ワンユイとっつかまえて次いこか。ところで、この巻物って何なんだ…(レベル72)。

アイスパレス

再度、魔女の城へ。印を持って城に入ると、以前に入り口を通せんぼしていた四人の警備兵いなくなっていた。素通りして奥へと進むと、玉座の前にレーナが立っていた。たぶん、デカくて座れないんだろうと思われる。あと、城の中は物凄く狭く、レーナの他にはマジックギルドが一人いるだけだった。

「魔女の印は返してください。代わりにアイスドールを差し上げます」とレーナは言い、彼女の前に二つの宝箱が姿を現す。「アイスドール」と「封印の書」であった。ていうか何、後者のはいったい何? アイスドールに関しては、「壊れた橋を修復出来る」との説明を戴いたが、封印の書に関しては一言もないのであった。まあいい。壊れた橋はどっかで見た覚えがあるので先へ行こう。

ちなみに、巻物はどうやら神官の使える魔法が増えるらしい。戦闘中に使用魔法を選んだら「ストップ」が増えていたのだ。消費MPは400。ワンユイの最大MPが40。どうしろと。