Switchball

ボール自体を操作してゴールまで到達するのが目的の3Dパズルアクション。事前情報から面白そうと思ってたものでデモ版そこそこに即購入。800ゲイツ也。

パッと見はマーブルブラストみたいな感じだが、実際は(たぶん)全然違ってもっとこう物理的に重たくて脳味噌的にも観察力と閃き寄りというか、それでいて玉転がしアクションとしての腕前も要求されるバランスつかね。余計なものなしにクリアタイムのみが至上目的に繋がっていくのがとても良い感じ。あと、雰囲気的なところでもMYSTの一部分をアクションゲームにしたらこうなりましたみたいな感もあるしで、このゲームはオレの中で結構傑作の部類に入るぜい。メトロイドプライムモーフボール好きにもお奨めしたい。

シングルプレイのステージ数は30で、他の似たようなものと比べると圧倒的に少なく感じるかもしれんが、このゲームをレースゲーとして捉えると丁度良いもしくはちょっと多いぐらいと感じてしまうのはオレだけだろうか(あんまり多いとプレイが散漫になっちまうんだもの)。

とりあえず、最初の「空の世界」6ステージをクリアしたが、1,3面で金・2,4面で銀・5,6面では時間かかり過ぎてメダル獲得ならず。普通にミスなくクリアしても金や銀には到達出来ないくらいの規定タイムっぽいので、ショートカットルートの発見は無論のこと、ギミックを動かす際の手順省略なんかも重要。一つの箱で一枚ずつ押すようになっている板を一つの箱で二枚いっぺんに押したりとか、まあこれらくいは作者の想定内だと思うが、他人のクリアタイム(ステージごとにランキングが見られる)を見るとまだ全然足らない気配がたっぷりある。

マルチプレイは、レース専用コースを使って八人まで同時参戦できる「レース」と、coop専用コースを二人で遊ぶ「2プレイヤー」とがある。どっちも遊んでみたが、どっちも面白い。「レース」の方は大よそ想像つくと思うので細かいことは割愛。

「2プレイヤー」はカナダ人と一緒に最初のステージを遊んでみたが、ナルホド確かに二人で協力しないと「難しい」かったり「無理」だったりするステージ構成になっている。向こうはボイチャ使っていたが、オレは英語喋らん人なんでマイク未使用。その上、二人とも初プレイのコース、つかこっちは二人で考えながら遊べるので都合が良い。そういう意味ではまあ、coopはむしろやり捨てみたいな感はあるかもしれんが、アクションの難しいステージになるとそうじゃないところもあるのかも。相手の外人さんが、あんまり上手くない上に賢くもなく(失礼)、またオレから発するメッセージは相手画面上でのオレのボールの動きだけなので苦労したりさせたりだったが、通じたときの面白さときたらもう無言ティーチプレイ専門で今後もそうしようかと思った。ま、そんなこんなで15分くらいかかってクリア。ゴール前でボールとボールをぶつけ合って喜びを分かち合った。