ACE COMBAT 5 【メビウス8】

cando2004-10-23

「ACE COMABAT」とか書いてたよ。

CAMPAIGN

  • 23A

ミッション23は、峡谷内のヘリ・ボート殲滅、然る後現れるオヴニル隊の撃破が目的。ターゲットであるヘリとボートの殲滅は、時間に割合余裕があるのでこれ自体は簡単。なのだが、上空に戦闘機が少数配備されているのが割とウザい。何故なら、こちらが峡谷上空に出てしまうと迎撃システムによる精密狙撃を受けてしまうから。Sランク取るにはこいつらを倒さねばならないのだが、何回もやり直しているステージなので嫌になって回避した。殲滅後はオヴニル隊との戦闘(他の敵はいなくなる)。Su-35の四機編成で、二機一組となって互いの逆ルートを飛び回ってるくさい。空ならまったく負ける気などしないが、地形的制約がたいそうキツい。


  • 24A

ミッション24は、超弩級飛行体の進行阻止。エンジン・砲門などの各装備を順にぶち壊してゆくべし。レーザー照射が強烈なので、チリチリ言い出したら届かないと思える場所へ回避せねばならない。飛行体から射出される無数のUAV(無人戦闘機)は、難易度NORMAL程度ならば無視しても大して影響ないような。飛行体がMAP西端に達すると任務失敗となってしまうので急がねばならないのだが、Sランクを取るにはある程度の数UAVを撃墜せねばならないようだ。ちなみに、全装備破壊+UAV*3では無理だった。


  • 25S

ミッション25は、要人搬送車空港到達までの護衛任務。状況進行と共に車の行く手を阻む障害が次々と出現するので、これを手早く確実に仕留めることが必須となる。また、何箇所かで車の進路を「近道(激戦)」にとるか「遠回り(タイムロス)」させるかを訊かれるのだが、オレは近道→遠回り→近道をさせたような(うろ覚え)。ともあれ、レーダーに映るものすべてを破壊したらSが取れた。空港到達後は、グラーバク隊とのドッグファイト。相手はF-15S/MTDの四機編成だが、今度は空を遠慮なく飛べるので楽勝である。

このミッションは無線激萌え。素敵な台詞がじゃんじゃん飛んでくる。


  • 26S / 27S / 27(+)A

ミッション26は、大艦隊戦(マクロス)。ミッション27は、市街戦並びにトンネル複合。ミッション27+は

キョーレツだった。以下、一周目のリザルト(難易度NORMAL)。

ランク
S13個 / A12個 / B3個 / C1個
メダル
GOLD ANCHOR / LIGHTNING HAMMER / DESERT EAGLE / BRONZE ACE / SILVER ACE / GUARDIAN

難易度HARDでSP.CONTIUNE。6面まで進んで、3面だけランクA、他はS。最初の数面は相変わらず機体選択できないが、変えられるようになってからはベルクトやラプターを投入。今のところ、NORMAL一周目より簡単だが、機銃に弾数制限があるのでいずれ無駄撃ち出来なくなるかもしれない。

総括

とても面白かったけれども、オレの好むところとしては「04」に軍配が上がるかなぁ。

「5」の嗜好性が追い詰められてスクランブルな局面を描くところに集約されている点ではまず映画的ドラマ的で面白いんだが、ゲーム自体もそれに付き従って事前情報だけではこと足りないことが多々あった。「04」のゲーム性が推理ならば、「5」はサスペンスって感じかな。まあ、これはある程度遊べばハッキリと方向性が掴めるところなので、「それぞれの好みである」と投げちゃって良いかもしれない。

操作性というか挙動に関しては、機敏で気持ち良くなったと思う。「04」までがGTカー、「5」がF1とも言うべきか。気持ち良い反面、ストールが殆どなくなった点は賛否が上がると思う。まあ、シリーズを重ねて挙動だけでもバリエーションが増えてくると、どういったところを取るべきかは作る側の大きな悩みどころであろう。仮に「5」がストールし易い設計だったとすると、オレ的にはうんざりする難度と映るかもしれない。

話が反れるけれど、このシリーズのレーダーは常に地表面に対するXY座標のみが切り取られているので、彼我の位置が非常に判り易い。傾きなんてのは、空と地面を見て直感的に判断すべき(まあ、雲の中飛んでると判らなくなるけど)であって、だからこそ飛んでることを意識するのだと思う。駄目なガンダムゲームだと、自機を水平にとって座標を示すので混乱し易い。その分ロックオンを高性能にする工夫が取られ易いが、結局はレーダーが主でコクピットから見えるのが演出みたいになってるからなぁ。

あとは「補給なし」「ミサイル不足」についてか。これはアレだ、F1の給油ありなしルールと一緒というか、つまり、ルールでしかないような。僚機システムと兼ね合い取れてるし、一般人じゃクリアできないバランスというわけでもないので別に良いんじゃないかな。というか、サスペンス主導の本作においては、そんな場合じゃない補給を取り入れるのは難しいだろう。まぁ、一つくらいルール違いの面があっても、それはそれで「現状我々有利」みたいに演出されて良いような気はしたが。

最後に物語について。前に「ナガセはキャンギャルやってれば良い」みたいなこと言ってごめんなさい、とだけ言っておこう。でもなあ、どうせならブービーはオレでなくてブービーであって欲しかった。メビウス1は確実にオレだったから「04」は大好き。「5」は中好き。